☆うど作り50年の歴史。
筑波でうどの栽培を始めて約半世紀が過ぎました。
当時から筑波ではうどの栽培をしている人はほとんどいなく、ほぼ独学で始めた為、なかなか思うように収穫が出来ず、試行錯誤を繰り返しました。

うどは、地下に穴を掘って栽培するのが一般的ですが、筑波の地質は赤土で柔らかく穴を掘っても崩れてしまいます。試行錯誤の末、『地下が駄目なら、地上に作れば良い！』そう考えて、当農園では室を地上に建て、室の天井や側面の壁を二重にすることで保温効果を確保し温度と湿度の管理を容易にしました。

また、うどを栽培するための大切な根は、冬のうちに畑から掘り起こしてそのまま冷蔵庫に入れ、低温にで保管しながら根の状態に合わせた湿度管理を行い冬眠状態で大切に保管します。
25室ある室に順次根を移植し、温度湿度を一定に保ちうどを育てます。
長年かけてたどり着いたこの栽培方法により、1月から10月頃までの長い期間「高品質のうど」を安定して出荷が出来るようになりました。
うどの出荷時期は、一般的に3～5月のところほぼ年間を通して安定して出荷できるため料亭からの引き合いも多く皆さんが料亭でお召し上がりになるうど料理は櫻井農園のうどかもしれませんね！

うどを取る根、タネにする根を一つひとつ吟味し良いものだけを選別ます。
これですべてが変わります。
美味しいうどつくりの大切な作業です。
妥協はありません。

うどを室に植え
温度と湿度を丁寧に管理することで
美味しいうどに育ちます。

植えてから25日～30日で収穫さ
れます。

室数が、25ありますので、毎日収
穫したての新鮮なうどをその日の内
に出荷します。

『桜井農園』は関東の名山『筑波山』
の麓に位置し、約半世紀に渡りうど
の栽培をしてきました。
うどの旬は主に春先ですが、『筑波
の地』の温暖な気候や豊かな自然に
も恵まれ、今では１月から１０月ま
での長い期間、皆様に新鮮で納得の
できる『つくばの香り』をお届けす
る事が出来るようになりました。